CRAFT Magazine

オフィシャルレビュー

CRAFTランナー・木村のランレビュー「戸隠マウンテントレイル」

初めまして、CRAFTの木村です。CRAFTの試し履き会「Trial Run」などでお会いした方もいらっしゃるかと思いますが、CRAFTでイベント運営やら営業やらなんでもやっています。色々なランニング大会、トレラン大会に出ていまして、今年の一番の目標は9月の信越五岳トレイルランニングレース100mileです。

今回は、戸隠マウンテントレイルのロング20kmの部に参加してきたので、事前準備から当日のコースまでどんな感じだったかをお伝えしたいと思います。

戸隠マウンテントレイルとは

  • 開催日:2025年5月31日(土)
  • 開催地:長野県長野市・戸隠スキー場周辺トレイル
  • 主催:戸隠マウンテントレイル実行委員会ほか
  • コースの特徴:スキー場のゲレンデを含む多彩なトレイル。瑪瑙山ピークへの登り・下り、渡渉(小川をまたいで進む区間)あり

総じて走りやすく、景色の良さと遊び心(泥、渡渉など)を楽しめる構成。標高はスタート地点約1,300 m、最高地点は1,700〜1,900 m。

トレイルラン前日の準備

前日の準備。わくわくする時間です。まずはウェア類の準備。

距離は20キロと短いですが、雨が降りそうなので上下のレインウェアは必須。あとは雨だとインナーが大事。今回着用するインナーはCRAFTのCool Mesh Superlight。

汗冷え防止のベースレイヤーです。肌側に吸水性に優れたフラットメッシュ、外側には拡散性に優れたビッグホールメッシュを採用し、シャツの下に着用することにより、汗を外に逃がしてくれます。

汗冷え防止なので雨の日は不要かと思いきや、これがまた雨でも大活躍。

雨の日のトレイルで一番怖いのは知らず知らずのうちに体温が下がること。だからこそCool Mesh Superlightは体温の低下を防いでくれる機能もあるので、雨の日のトレイルでは必須なのです。

続いてザックの中身。今回参加するのがロング20 kmなので比較的軽装備ではありますが、山を侮ってはいけません。エネルギージェルやファストエイドキットもしっかり準備します。

大会当日、会場に到着

大会当日。朝4時に起床、5時には車で出発するというハードスケジュール。途中休憩を挟みながら約300キロの道のりを進みました。

そして会場に到着。今回の会場は長野県の戸隠。そばや忍者で有名なところです。

落ち着いた街並みや綺麗な山々、神々しい戸隠神社がとても印象に残りました。何度か来たことのある場所ですが、毎回神秘的な空気に心洗われます。

エントリー受付前に来てしまったので、まだランナーはまばら。いくつかメーカーブースもあり、お祭り雰囲気の大会です。

しばらくメーカーブースを回っていたら、キッズレースの部が始まりました。

予報は雨でしたが、雨はまだ降っておらず、将来有望なランナーたちが戸隠スキー場を駆け抜けていきます。

実は、私の息子も小学校1年生で、今回の戸隠マウンテントレイルで、トレラン大会デビューしました。親子でトレランの大会に出るという一つの小さな夢がかなった瞬間です。息子も楽しそうだったので、きっと良い経験になったはず(笑)

いよいよトレランスタート

そして13時からはいよいよロング20 kmの部がスタート。

まわりのランナーのシューズを見ると、HOKA、ALTRA、MERRELLなど様々なブランドを履いていらっしゃいました。パッと見た感じ、CRAFTはおそらく私一人。もっと普及せねば・・・。

CRAFT Xplorでの参加

派手なカラーのため、明らかにチラ見されます。「珍しいシューズですね。」と話しかけてくれるランナーの方もいました。CRAFTランナーとしてのデビュー戦。小雨が降る中、スタートを迎えました。

ついにスタートです。走ると意外と暑くて、レインジャケットはすぐに脱ぐことに。

KTF(北信濃トレイルフリークス)レース恒例の応援メッセージが、様々な場所に目につきます。雨のためあまり撮影はできなかったのですが、トレランあるあるなネタから面白ネタまで散りばめられていて、走りながら元気をもらいました。

途中で雨が徐々に強くなってきたので、レインジャケットをまた着用します。

気温は8度くらいでしょうか。若干寒さはありますが、インナーのCool Mesh Superlightのおかげで、体が冷えることはないのがよかったです。

ただ、柔らかいトレイルのためフィールドがぐちゃぐちゃになるので、無理せずに「走る」と「歩く」を繰り返しながら前に進みます。

CRAFT Xplorトレイルランレビュー

写真では泥まみれになっているXplorですが、トレイルシューズの中でもスピード系のシューズです。こういう雨とぬかるんだ地面というコンディションではどうなのか、私自身も気になっていたので、少しレビューします。

今回Xplorの特長であるスピードは出すことはできなかったのですが、普段より勝手に足が前に運ばれる感覚はありました。特にロードの場面ではその反発性を非常に感じることができ、進む感覚が他のシューズを履いた時より強いように思います。

「グリップ力」というとトレイルでは地面がぐちゃぐちゃだったので、こうなってくるとどのシューズでも大差なくなってきてしまうのですが、やはりロードに出た時のVittoria(ヴィットリア)アウトソールの柔らかさとグリップ力は確実に感じることができました。

■Vittoria(ヴィットリア)とは

イタリアの老舗タイヤメーカーVittoriaとコラボレーションして生まれたアウトソール。ロードにもトレイルにも対応し、耐久性・グリップ性に優れている。

そうこうしているうちに瑪瑙山山頂に到着。

実はここは9月の信越五岳トレイルランニングレース100mileの最後の山。山頂でスタッフの方に写真を撮ってもらいました。私の今年のターゲットレースです。信越五岳では瑪瑙山は約150キロ地点。無事にたどり着けるように今後もトレーニングに励みます。

瑪瑙山なのでメロンパンと一緒に!!と言われてメロンパンを持たされ、なぞのカエルのバルーンを横目に下山。


信越五岳トレイルランニングレースとは

  • 大会名:信越五岳トレイルランニングレース 2025 〜パタゴニアCUP~
  • 開催日:2025年9月13日(土)-15日(月)
  • 開催地:信越高原(新潟県妙高市、長野県長野市、信濃町、飯綱町、飯山市)
  • 主催:信越五岳トレイルランニングレース実行委員会
  • コースの特徴:信越地方の美しい山岳風景、森林、湖沼地帯を通過。
  • 距離:約100マイル(約160km)と110kmの2つのカテゴリーがある。

再びしばらく進み続けて、エイドステーションを発見!手持ちのジェルだけだと飽きてくるので非常にありがたいです。補給をしっかりとって再スタートしました。

その後は、雨のなかひたすら進み続けました。「トレラン中に何を考えているのですか」とよく聞かれるのですが、いろいろあるにはあるのですが、この時はやはり「早くゴールしてビール飲みたい」です(笑)

そうこうしているうちにゴールが近づいてきました。何キロのレースでもゴールはやはりうれしい。3時間17分でゴール!

ゴール後の同志たちと交流の時間も大切に

ゴール後にブース出展していたメーカーさんたちと話しました。トレランの大会に出ると、特に待ち合わせもしていない同志たちがたくさんいます。これがまた楽しい。皆様プライドを持って仕事に取り組んでいる。CRAFTもユーザーが増えるよう努力していきたいです。

KTF代表大塚さん

ALP RC代表 山田さん

ニューハレ おうみさん

KEEN 林さん

MERRELL  丹下さん

21.23km  獲得標高1.069m

Thank you CRAFT Xplor !!

コメント

この記事へのコメントはありません。

Reccomend
Ranking
DAILY
WEEKLY
MONTHLY
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  1. 1
  2. 2
  3. 3
RELATED
PAGE TOP