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富士山麓を駆け抜けた熱狂の一日。Nordisk Mountain Trail 第17回富士忍野高原トレイルレース レポート

2026年6月7日(日)、山梨県南都留郡忍野村を舞台に「Nordisk Mountain Trail 第17回富士忍野高原トレイルレース」が開催された。忍野中学校をスタート・フィニッシュ地点に、ロング・ミドル・ショートの3コースに加え、今大会から新設されたファミリーランを含む4カテゴリーに多くのランナーが集結した。

当日の空模様は曇りのち小雨。数日前の台風による雨の影響もあり、路面は一部ぬかるんだコンディションとなった。ロングコース(約35km)は7時20分、ミドルコース(約21.6km)は7時50分、ショートコース(約13.2km)は8時20分とウェーブスタート形式で次々とスタート。今大会から新設されたファミリーラン(約4km)も8時40分に一斉スタートを切り、早朝からランナーたちが忍野中学校を飛び出していった。

富士山麓ならではのダイナミックなコース

2010年の第1回から回を重ね、ランニングポータルサイトRUNNETの大会レポートでは、第17回大会が90点を超える高評価を獲得している人気トレイルレースへと成長したこの大会。

出典:ランニングポータルサイトRUNNETでは第17回大会が90点を超える高評価を獲得している。

忍野村の豊かな自然の中を縫うように走るこのレースの最大の魅力は、随所で顔を出す富士山の存在だ。特に二十曲峠から望む富士の姿は、思わず足を止めて見入ってしまうほどの圧倒的な存在感を放つ。

第17回となった今回は、天候が曇りだったため、富士山の全貌を見ることは難しかったが、「気温が低めで快適に走れた」という感想が多く見られた。

写真:ゲストランナー井口智香子さん提供

コースはロング・ミドル・ショートとバリエーション豊かに設定されており、トレイルランニング初参加でも完走を狙いやすいショートから、中上級者が楽しめるミドル・ロングまで、幅広いレベルのランナーが自分に合ったステージで挑戦できる構成だ。「難易度が高くない」「走りやすい」という参加者の声が示す通り、トレイルランニングデビューにもうってつけの大会といえる。

そして今大会の目玉のひとつが、新設されたファミリーランの部(4km)だ。忍野村内の河川敷を舞台に、親子2人で手をつなぎながらゴールを目指すこのカテゴリーは、トレイルランニングという競技の裾野を大きく広げる試みである。24組の親子ランナーが完走し、笑顔でゴールゲートをくぐる様子が見られた。

CRAFTブースとゲストランナー

当日はCRAFTブースも賑わいを見せた。展示されたシューズはPure Trail Pro、Xplor Pro、Xplor Pro NORDISK editionの3モデル。アパレルはPRO Active Extreme X ShortSleeve、PRO Active Extreme X LongSleeve、Active Join Training Sockが並び、実際に手に取って確かめられるとあって、レース前後を問わず多くのランナーが足を止めた。販売商品ではPRO Active Extreme X ShortSleeveとActive Join Training Sockへの関心が特に高く、購入していく参加者も多く見られた。

今大会には個性豊かなゲストランナーたちも集結した。ここでは、その一部を紹介したい。元世界陸上日本代表の山﨑謙吾さん(CRAFT RUNNING ACADEMY主宰)や、TYCOON Runningディレクターの今井タカシさん、BEAMSのファッションランニングアドバイザー牧野英明さんなど総勢7名のゲストランナーが参加、様々なバックボーンを持ったメンバーは、それぞれの楽しみ方で忍野高原トレイルレースのコースを走り抜けた。全員のプロフィールと意気込みはゲストランナー紹介記事をご覧いただきたい。

笑顔で走りきったゲストランナーの皆さんの様子は、CRAFT JAPAN公式Instagramで見ることができる。

参加者を魅了した大会のおもてなし

レースを終えたランナーたちを迎えたのは、スタッフの笑顔と温かい豚汁だった。フィニッシュゲートをくぐった先にある豚汁配布エリアでは、ゴール直後のランナーに一杯ずつ手渡され、雨の中を走り切った体に染み渡る温かさがそのまま完走の余韻となった。

オリジナルロングTシャツやソフトカップをはじめとする参加賞のラインナップも充実しており、トレイルランナーの日常にフィットする実用性の高さが好評を博した。コース沿道では地元の方々が声援を送り続け、ランナーの背中を押した。運営スタッフによる丁寧なサポートは要所要所で機能しており、初参加のランナーも安心してレースに集中できる環境が整っていた。手厚いおもてなしの数々に、この大会が長年にわたって愛されてきた理由が見えた。

山を走る喜びを、ランナーの皆さんとともに

曇り空の下、そして雨が降り始めた後も、ランナーたちは笑顔でゴールを駆け抜けた。初心者から上級者まで、それぞれのペースで忍野の自然を全身で感じながら走るこの大会は、「また来年も走りたい」と思わせる力を持っている。

CRAFTは今後もトレイルランニングを楽しむすべてのランナーをサポートし、こうしたコミュニティイベントを通じてランニングカルチャーの発展に貢献していく。

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